2026年6月7日、武蔵野商工会館ゼロワンホールにて、シンポジウム「国旗損壊罪を考える」を開催します。
連立与党間の合意を契機として、「国旗損壊罪」の制定をめぐる議論が急速に進んでいます。現行法は、外国の国旗・国章に対する損壊行為については処罰規定を設けている一方で、自国の国旗については同様の規制を置いていません。この差異は何に由来するのか。外交的配慮という対外的利益と、自国の象徴に対する感情の保護という内在的価値は、同列に扱いうるのかが重要な争点となっています。
また、国旗を燃やす、破るといった行為は、単なる物理的毀損にとどまらず、政治的・社会的メッセージを伴う「象徴的言論」とも解されます。こうした行為は、憲法における表現の自由の保障にどこまで含まれるのか。これに対する刑事規制は、果たして正当化されるのでしょうか。
本シンポジウムでは、これらの論点を、これまでの立法検討の経緯と学説の蓄積を踏まえて整理し、議論の前提そのものを問い直します。
開催概要
- 日時:2026年6月7日(日)15:00〜17:30
- 会場:武蔵野商工会館 ゼロワンホール
- 入場料:無料
- 司会:やぶはら太郎(武蔵野市議会議員)
登壇者
- 志田陽子(武蔵野美術大学教授 / 憲法学者)
- 松尾明弘(弁護士 / 前衆議院議員)